スマート農業技術導入による地域水田農業の活性化プロジェクト

⑥UAV情報収集Result

取組概要

・5月15日よりUAV撮影を開始
・初期生育時の可変散布マップ及び収量確認のため、継続的に撮影を実施

UAV撮影実施日(令和2年度実績)

撮影日時 生産者 撮影圃場
5/15 新田農場 水稲直播圃場
6/23 新田農場 水稲直播、大豆圃場
6/23 濱本農場 水稲移植、直播、大豆圃場
7/9 新田農場 秋小麦圃場
7/10 新田農場 秋小麦圃場
7/10 濱本農場 大豆圃場
7/11 倉田農場 秋小麦圃場
7/12 道下農場 秋小麦圃場
7/13 道下農場 大豆圃場
7/14 濱本農場 秋小麦圃場
9/3 倉田農場 水稲移植圃場
9/6 新田農場 水稲直播、大豆圃場
9/6 濱本農場 水稲移植、直播、大豆圃場
9/8 道下農場 水稲移植圃場
9/12 道下農場 大豆圃場
11/17 新田農場 秋小麦圃場
11/17 濱本農場 秋小麦圃場
11/18 倉田農場 秋小麦圃場
11/18 道下農場 秋小麦圃場

UAV撮影画像によるNDVI画像(色加工済み)


実証結果

・新田農場水稲直播圃場において、 6月23日撮影のUAV画像から作成した可変マップでの追肥を7月6日に実施している。
・生育不均一性の改善効果を把握するため、刈り取り前の撮影画像から坪刈ポイントを選定した。

  • 倉田農場30刈取箇所

  • 道下農場7刈取箇所

坪刈り用UAV画像例

目標に対する達成状況

○達成目標の巡回、生育確認の人的作業時間30%削減については、「水田水位・水温情報収集」での巡回回数削減への貢献を行った。収量・品質の向上10%については、「可変散布による資材投入」での可変散布マップ作成のベースとなる圃場内NDVI値の計測において貢献し、また、施肥量決定時の参考とした。